スマートロックのデメリット7つ——導入前に知っておくべきリスクと対策
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鍵
スマートロックのデメリット7つ——導入前に知っておくべきリスクと対策
スマートロックは便利な反面、電池切れ・締め出し・通信障害など知らないと困る落とし穴があります。後悔しないよう、デメリットと具体的な対策を事前にしっかり把握しておきましょう。
スマートロックはスマートフォンで施解錠できる・オートロックで閉め忘れがなくなる・鍵を持ち歩かなくてよい——こうした利便性から普及が進んでいます。しかし「便利そうだから」という理由だけで導入すると、電池切れで帰宅できない・スマホを部屋に置いたまま締め出された、といったトラブルに直面するケースがあります。
スマートロックのデメリットは「知っていれば対策できる」ものがほとんどです。導入後に「こんなはずじゃなかった」とならないよう、具体的なリスクと対策を事前に把握しておくことが重要です。この記事では、スマートロックの7つのデメリットとそれぞれの対策・メリットとのバランスを詳しく解説します。
この記事を読むと分かること
- ▶スマートロックの7つの主なデメリット
- ▶各デメリットに対する具体的な対策・回避方法
- ▶スマートロックのメリット(デメリットと天秤にかけるため)
- ▶スマートロックが向いている人・向いていない人
- ▶製品を選ぶ際に確認すべきポイント
目次
スマートロックのデメリット7つ
デメリット①
電池切れで施解錠できなくなる
スマートロックは電池で動作しています。電池が切れると、アプリ・テンキー・カードキーなどすべての電子的な解錠手段が使えなくなります。外出中に電池切れになると帰宅できなくなるリスクがあります。電池寿命は製品・使用頻度によって異なりますが、一般的に3〜12ヶ月程度です。
対策
- ✓アプリの電池残量通知を必ず有効にする
- ✓物理キーによるバックアップ解錠に対応した製品を選ぶ
- ✓月に1回など定期的に電池残量を確認し、早めに交換する
- ✓USB給電対応製品(切れる前に充電できるタイプ)を選ぶ
デメリット②
スマートフォンの電池切れ・紛失・故障時に開けられない
スマートフォンのアプリで解錠するタイプのスマートロックは、スマートフォンの電池が切れた・紛失した・故障した場合に解錠できなくなることがあります。スマートフォン1台だけを解錠手段にしていると、その1台に不具合が生じたときの影響が大きいです。
対策
- ✓ICカード・テンキー・物理キーなど複数の解錠手段を登録しておく
- ✓スマートフォンのモバイルバッテリーを携帯する習慣をつける
- ✓物理キーのスペアを信頼できる家族・知人に預けておく
デメリット③
オートロックで締め出されるリスク
オートロック機能を有効にしていると、スマートフォンを部屋の中に置いたままゴミ出しや回覧板の受け渡しなどでドアを閉めると、自動的に施錠されて締め出されることがあります。「ちょっとだけ外に出る」という場面で起きやすい事故で、特に導入直後に慣れていない時期に発生しがちです。
対策
- ✓オートロックの遅延時間を長めに設定する(30秒〜1分など)
- ✓スペアキー・ICカードをキーホルダーにつけて常時携帯する
- ✓「スマホなしで出るときはドアストッパーを挟む」などの習慣をつける
- ✓近づくと自動解錠になるオートアンロック機能付き製品を選ぶ
デメリット④
通信障害・アプリ不具合時に機能しないことがある
スマートロックはBluetooth・Wi-Fiを使って動作します。スマートフォンとの接続が不安定になったり、メーカーのサーバー障害やアプリのアップデート不具合が発生すると、リモート操作が一時的にできなくなる場合があります。完全にオフラインで動作する物理キーと異なり、デジタル機器特有の脆弱性があります。
対策
- ✓Bluetooth(近距離)でも解錠できる製品を選ぶ(サーバー障害時のバックアップになる)
- ✓物理キーのバックアップを必ず持つ
- ✓実績のある国内主要メーカー(Qrio・SwitchBot等)の製品を選ぶ
デメリット⑤
サイバー攻撃・不正アクセスのリスクがゼロではない
インターネット接続を利用するスマートロックは、理論上はサイバー攻撃の対象になり得ます。ただし、国内主要メーカーの製品は通信の暗号化・セキュリティ対策が施されており、現時点での実被害報告は極めて少ないです。物理キーにもピッキング・不正複製リスクがあり、スマートロックが一方的に危険とは言えません。
対策
- ✓定期的なファームウェア・アプリのアップデートを怠らない
- ✓アカウントに強固なパスワードを設定し、二段階認証を有効にする
- ✓家族以外のスマートフォンへのアクセス権付与は必要最小限にする
デメリット⑥
物理キーより本体価格が高い
スマートロックの本体価格は5,000〜30,000円程度です。さらにリモート操作にはWi-Fiハブ(2,000〜5,000円)が別途必要な製品が多く、合計で10,000〜35,000円程度の初期費用がかかります。通常のシリンダー交換(1〜3万円程度)と比べると割高な場合があります。
対策・補足
- ✓SESAME 5・SwitchBot Lockなどコスパの高い製品も多数ある
- ✓閉め忘れゼロ・鍵持ち歩き不要などの利便性を含めて費用対効果を判断する
デメリット⑦
対応しないドア・サムターンがある
工事不要でサムターンに取り付けるタイプのスマートロックは、サムターンの形状・サイズが合わない場合は設置できません。特にサムターンが特殊な形状のドア・縦長型サムターン・押して回すタイプのサムターンには対応していない製品があります。また、古い錠前・電子錠すでに設置済みの場合も非対応のことがあります。
対策
- ✓購入前にメーカーサイトの対応サムターン確認ページで確認する
- ✓サムターンの形状・サイズ(幅・高さ・奥行き)を計測してから選ぶ
- ✓非対応の場合は錠前ごと交換するタイプの電子錠を検討する
スマートロックのメリット——デメリットと天秤にかけるために
デメリットと合わせてメリットも把握した上で導入を判断することが大切です。スマートロックの主なメリットは以下の通りです。
○
鍵の閉め忘れをゼロにできる(オートロック)
オートロック機能を有効にすることで、ドアが閉まると自動的に施錠されます。「鍵閉めたっけ?」という不安から解放されます。
○
外出先からリモート確認・施錠ができる
Wi-Fiハブと組み合わせると、外出先のスマートフォンから「施錠されているか」を確認し、未施錠なら遠隔で施錠できます。
○
物理キーなしで施解錠できる
スマートフォンに近づくだけで解錠(オートアンロック)・テンキーで番号入力・ICカードタッチなど、鍵を持ち歩かずに出入りできます。荷物が多いときや子どもの帰宅管理に便利です。
○
鍵の共有・権限管理がアプリでできる
家族や信頼できる人にアプリ経由で鍵の権限を付与・削除できます。物理キーを渡す必要がなく、利用履歴の確認も可能な製品があります。
○
工事不要・賃貸でも取り付けられる
サムターンに被せるタイプは工事不要・両面テープで設置できるため、賃貸住宅でも退去時に取り外し可能な形で導入できます。
スマートロックが向いている人・向いていない人
向いている人
- ✓鍵の閉め忘れが多く悩んでいる
- ✓毎日荷物が多く両手がふさがることが多い
- ✓子どもの帰宅を遠隔で確認したい
- ✓家族や業者に一時的に鍵を渡したい場面がある
- ✓スマートホーム化を進めたい
慎重に検討が必要な人
- △スマートフォンの操作が苦手・アプリ管理が難しい
- △電池・充電の管理を細かくするのが難しい
- △デジタル機器のトラブルへの対応が苦手
- △サムターンが非対応の特殊な形状
よくある質問
Q.
スマートロックのデメリットは何ですか?
主なデメリットは①電池切れリスク②スマホ不具合時に開けられない③オートロックによる締め出し④通信障害時の不具合⑤サイバーリスク⑥初期費用が高め⑦対応しないドアがある、の7つです。ほとんどは事前の対策でカバーできます。
Q.
スマートロックは安全ですか?ハッキングされませんか?
国内主要メーカーの製品は通信暗号化対策が施されており、現時点での実被害は極めて少ないです。定期的なファームウェアアップデートと強固なパスワード設定・二段階認証でリスクを最小限にできます。
Q.
スマートロックの電池が切れたときはどうすればいいですか?
物理キーでバックアップ解錠できる製品を選んでおくことが最大の対策です。また、アプリの電池残量通知を有効にし、早めに交換する習慣が重要です。電池が切れると帰宅できなくなるリスクがあるため、残量管理は必須です。
Q.
賃貸住宅でもスマートロックを使えますか?
工事不要でサムターンに取り付けるタイプ(Qrio Lock・SwitchBot Lock・SESAME 5など)は退去時に取り外せるため、多くの賃貸住宅で使えます。設置前に管理会社への確認を推奨します。
まとめ
- ▶主なデメリットは電池切れ・締め出し・通信障害・サイバーリスクの7つ
- ▶ほとんどのデメリットは「物理キーのバックアップ」「複数解錠手段の登録」「電池残量管理」で対策できる
- ▶オートロック・リモート施錠・鍵なし解錠など利便性は高く、デメリットを上回る場面が多い
- ▶賃貸でも工事不要タイプで導入可能(管理会社への事前確認は必要)
- ▶導入前にサムターン対応確認・バックアップ手段の確保・電池管理の習慣を準備すること
この記事を書いた人
住
住まいパーク編集部
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