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内窓(二重窓)は本当に効果がある?
断熱・防音・結露への効果と費用を解説
既存の窓を壊さずに設置できる内窓は、断熱・防音・結露防止の3つを同時に改善できるコスパの高い選択肢です。
「内窓を付けたら本当に変わるの?」という疑問を持つ方は多いです。結論から言えば、内窓(二重窓)は断熱・結露防止・防音の3つに対して確かな効果があります。
既存の窓を撤去せずに内側にもう一枚窓を追加するだけなので工事が短時間で済み、マンションでも管理規約上施工しやすい点が特徴です。国土交通省の調査では、内窓設置後に冷暖房費が平均15〜30%削減されたと報告されています。
この記事では、内窓の効果・費用・補助金・デメリットまで、設置前に知っておくべき情報を整理します。
この記事を読むと分かること
- ▶断熱・結露防止・防音それぞれへの効果の程度
- ▶設置費用の目安とガラスの種類による違い
- ▶内窓のデメリットと向いていないケース
- ▶2026年時点で使える補助金の概要
内窓の3つの効果
① 断熱効果:冷暖房費を15〜30%削減
窓は住宅の中で最も熱が出入りしやすい部分です。冬は室内の暖かさの約58%が窓から逃げ、夏は外の熱の約73%が窓から侵入するとされています(一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会のデータ)。内窓を設置すると窓と窓の間に空気層ができ、この層が断熱材の役割を果たします。冷暖房が効きやすくなり、光熱費の削減につながります。
② 結露防止:内側ガラスの表面温度が上がる
結露は冷たいガラス面に室内の暖かい空気が触れることで発生します。内窓を設置すると室内側の窓ガラスが外気の影響を受けにくくなり、表面温度が上がるため結露が大幅に減ります。ただし内窓と外窓の間の空間に湿気が入り込むと、そこで結露が発生することがあるため、施工時の気密処理が重要です。
③ 防音効果:外の騒音を30〜40dB低減
内窓と既存窓の間に生まれる空気層が音を吸収し、防音効果を発揮します。特に異なるガラス厚を組み合わせると特定の音域を減衰しやすくなります。道路沿いや線路近くの住宅では体感できるほどの静音効果が期待できます。
設置費用とガラスの選び方
費用の目安(工事費込み)
- ▶小窓(〜0.5㎡):3〜7万円
- ▶腰高窓・標準窓(0.5〜1㎡):5〜10万円
- ▶掃き出し窓・大型窓(1㎡〜):8〜15万円
複数窓を同時施工すると1か所あたりの工事費が下がり、トータルコストを抑えられます。
ガラスの種類と選び方
内窓に使うガラスの種類によって断熱性能と費用が変わります。断熱重視なら複層ガラス(Low-E)、防音重視なら異厚複層ガラスを選ぶのが基本です。
- ▶単板ガラス:最も安価。断熱・防音効果は限定的
- ▶複層ガラス(ペアガラス):断熱・結露防止に優れる。標準的な選択肢
- ▶Low-E複層ガラス:遮熱・断熱性能が高く補助金対象になりやすい
- ▶防音合わせガラス:交通騒音・鉄道騒音の低減に特化
内窓のデメリットと向いていないケース
内窓は多くのケースで効果的ですが、向いていない状況もあります。
- ▶窓を開けるたびに2回操作が必要になる(手間が増える)
- ▶窓枠の奥行きが浅いと設置できない場合がある(目安:70mm以上必要)
- ▶気密処理が不十分だと内窓と外窓の間で結露が発生することがある
- ▶既存サッシ自体の劣化が激しい場合はサッシ交換のほうが適切
よくある質問
まとめ
- ▶内窓は断熱・結露防止・防音の3つに確かな効果がある
- ▶冷暖房費を平均15〜30%削減でき、費用対効果が高い
- ▶1か所5〜15万円。複数窓まとめると割安になる
- ▶窓枠の奥行き70mm以上が設置の目安。事前確認が必要
- ▶先進的窓リノベ事業の補助金が使えるケースがあるので業者に確認を
