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鍵のスペアはどこで作れる?
場所・費用・注意点を鍵の種類別に解説
「合鍵はどこで作れる?」は引越し直後や家族が増えたときに誰もが直面する疑問です。鍵の種類によって作れる場所・費用・必要なものが大きく異なります。失敗しないための確認ポイントも解説します。
引越し後に家族全員分の鍵が足りない、スペアを紛失した、子どもに持たせる合鍵が必要になった——鍵のスペアが必要になる場面は日常の中でよく起こります。「ホームセンターで作れる」というイメージを持っている方も多いですが、鍵の種類によっては、ホームセンターでは複製できないものが増えています。
特に近年普及しているディンプルキーや登録制防犯キーは、防犯上の理由から無断複製ができない仕組みになっており、作製場所・必要書類・費用が通常のキーとは大きく異なります。知らずにホームセンターに持ち込んで「対応できません」と断られるケースも珍しくありません。
この記事では、鍵の種類ごとにスペアが作れる場所・費用の相場・かかる時間・注意すべきポイントを詳しく解説します。
この記事を読むと分かること
- ▶鍵の種類別にスペアが作れる場所と費用
- ▶ホームセンター・鍵専門店・メーカーそれぞれの違い
- ▶ディンプルキー・登録制キーのスペアを作る方法
- ▶賃貸住宅で合鍵を作る際の注意点
- ▶合鍵が精度よく作れなかった場合の対処法
鍵の種類別——スペアを作れる場所と費用
まず、手元の鍵がどの種類に該当するかを確認することが第一歩です。種類によって依頼先・費用・所要時間が大きく異なります。
① 通常のギザギザキー(ディスクシリンダー・ロータリーシリンダー)
鍵の側面が山と谷のギザギザになっている最も一般的なタイプです。古い集合住宅・戸建て・自転車・車庫錠などに多く使われています。
| 作製場所 | 費用目安 | 所要時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ホームセンター | 500〜1,000円 | 5〜15分 | 最も手軽。機械複製のため対応キーが限られる場合も |
| ショッピングモール内 キーコーナー |
600〜1,200円 | 5〜15分 | 即日対応。ホームセンターと同様の機械複製 |
| 鍵専門店 | 800〜1,500円 | 10〜20分 | 精度が高い。複雑な形状にも対応しやすい |
| 一部コンビニ・スーパー | 700〜1,200円 | 5〜15分 | 設置されている店舗のみ。対応できる種類は少なめ |
② ディンプルキー
鍵の表面に円形の窪み(ディンプル)が複数あるタイプです。近年の新築・リフォーム物件や防犯対応の錠前に多く使われています。防犯性が高い反面、スペア作製には専門の設備が必要です。
鍵専門業者に依頼する
費用目安:3,000〜8,000円 / 所要時間:即日〜2日
ディンプルキーに対応した機械を持つ鍵専門業者に依頼します。ホームセンターのキーコーナーでは対応していないことがほとんどです。依頼前に「ディンプルキーの複製に対応していますか」と確認してください。
メーカー正規ディーラーに依頼する
費用目安:5,000〜12,000円 / 所要時間:1〜2週間
MIWA・GOAL・SHOWAなど各メーカーの正規ディーラーや鍵販売店に依頼する方法です。品質・精度は最も高く、登録制のキーもここで対応できます。
メーカーへ郵送依頼する
費用目安:メーカー価格(5,000〜15,000円程度)+ 送料 / 所要時間:1〜2週間
鍵本体を郵送でメーカーに送り、合鍵を作製してもらう方法です。近くに対応できる業者がない場合に有効です。本人確認書類の提出が求められることがあります。
③ 登録制防犯キー(カード登録・実名登録タイプ)
ディンプルキーの中でも、スペア作製に本人確認・登録カードが必要な「登録制」の製品があります。GRANDEシリーズ・MIWA・GOALの上位グレードなどが該当します。防犯性の観点から第三者が無断でスペアを作れない仕組みになっています。
登録制キーのスペア作製に必要なもの
- ①登録カード(購入時に付属するカード。紛失したら作製不可になる場合も)
- ②本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
- ③鍵本体
登録カードを紛失した場合は、鍵シリンダー自体の交換が必要になるケースがあります。購入時には登録カードを大切に保管してください。
④ 電子錠・スマートロックのキー
テンキー式・カードキー式・スマートフォン操作式などの電子錠・スマートロックは、通常の「鍵を複製する」という概念が異なります。
テンキー式・暗証番号式
番号を共有するだけでよく、物理的なスペア作製は不要な場合がほとんどです。複数人で使いたい場合は番号を共有します。
カードキー・非接触ICカード
カードの追加登録はメーカー・管理会社を通じて行います。非接触ICカードは機種専用のものが必要で、市販のICカードでは代用できません。費用は1枚2,000〜8,000円程度が目安です。
スマートフォン連携型
アプリを使って複数のスマートフォンに鍵の権限を付与できます。物理的なスペア作製は不要な場合が多く、アプリ内で招待・権限管理を行います。
賃貸住宅で合鍵を作る際の注意点
賃貸住宅(アパート・マンション)の場合、合鍵の作製は契約内容・管理規約に関わるため、戸建て所有者とは異なる注意が必要です。
無断で作製すると契約違反になることがある
多くの賃貸借契約には「鍵の無断複製を禁止する」旨の条項が含まれています。無断で合鍵を作製すると契約違反となり、退去時のトラブルや損害賠償を求められる可能性があります。必ず事前に管理会社・大家に確認してから作製してください。
管理会社・大家を通じて作製する方法もある
管理会社が合鍵を保管・手配しているケースもあります。特にディンプルキーや防犯キーの場合、管理会社が登録事業者として手配できることがあります。管理会社経由であれば確実に正規のスペアが手に入ります。
退去時には原状回復として合鍵の返却・処分が必要
退去時には自作した合鍵も含めてすべて返却することが求められるのが一般的です。合鍵を紛失した場合は、シリンダー交換費用を請求されることもあります。
合鍵が開けにくい・精度が悪かった場合の対処法
ホームセンターなどで機械複製した合鍵は、元の鍵と比べてわずかに誤差が出ることがあります。「差し込みにくい」「回しにくい」と感じた場合は以下の対処を検討してください。
- ①作製した店舗に持ち込んで再調整・再作製を依頼する:精度不良は店舗側の責任で対応してもらえることが多いです。合鍵と元の鍵をセットで持参して相談してください。
- ②鍵専門業者に依頼して精度の高い合鍵を作り直す:ホームセンターでうまくいかない場合は、鍵専門業者に依頼するとより精度の高い合鍵が作製できます。費用は少し高くなりますが、確実性があります。
- ③合鍵を元に合鍵を作らない:合鍵からさらに合鍵を複製すると誤差が重なって精度が著しく低下します。必ずオリジナルの鍵(元鍵)から複製するようにしてください。
自分の鍵がどの種類か分からない場合の確認方法
手元の鍵がどの種類か判断できない場合は、以下のポイントで確認してみてください。
鍵の表面を見る
側面だけにギザギザがある→通常キー。表面(平らな面)に円形の窪みがある→ディンプルキー。キーが板状で穴が開いている→マグネットキー・カードキー等。
鍵の刻印を確認する
鍵の持ち手部分にメーカー名(MIWA・GOAL・SHOWA・KABA等)と品番が刻印されていることが多いです。品番をインターネットで検索すると種類・対応店舗が分かります。
登録カードの有無を確認する
引越し時・鍵交換時に「登録カード」「IDカード」などが付属していた場合は登録制防犯キーです。スペア作製には登録カードと本人確認が必要です。
よくある質問
まとめ
- ▶通常のギザギザキーはホームセンター等で500〜1,500円・即日作製できる
- ▶ディンプルキーはホームセンター不可・鍵専門業者またはメーカー依頼が必要(3,000〜8,000円)
- ▶登録制防犯キーは登録カードと本人確認が必要(5,000〜15,000円)
- ▶賃貸住宅は事前に管理会社・大家の許可を取ること
- ▶合鍵から合鍵を作ると精度が下がるため、必ず元鍵から複製する
